メンタルヘルスケア研修会の報告

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掲載依頼者: 高宮 勝子

平成27年より、改正労働安全衛生法によるストレスチェック制度が義務化され、労働者のメンタルヘルス不調を未然に予防する取り組みが強化されており、職場においてもメンタルヘルスの不調により連続1か月以上の休職または退職する職員への対応が課題となっています。

そこで、今回市東支部では、メンタルヘルスケアの実践について学び、職場の活性化を図るための研修を年間計画研修の一環に取り込み実施しました。

テーマ: 「メンタルヘルスケア~笑顔・プラス思考が元気の源~」
研修日時: H30年3月6日(火)17:30~19:00
場所: 大阪府看護協会 桃谷センター

研修を終えて:定員80名でしたが、受講希望者28名で当日の受講者は25名でした。

風景
研修のお知らせがやや管理職向けになっていたためか、受講者の背景は師長以上の管理職が18名でした。
受講者は少なかったものの、講師の軽妙な語りと自律訓練法の実際を体感し、終始和やかな研修でした。
今回はセルフケアが中心でしたが、メンタルヘルスケアについて実践を交えて楽しく学ぶことができました。

受講者のアンケート結果(回収率100%)

「心と体が軽くなった。元気が出た」「癒された、リラックスできた、リフレッシュできた」など効果を実感した感想が多くあり、満足度の高い研修であったと考えます。また、職場での応用も全員が役立つと回答しており、「笑顔が大事、ポジティブイメージを大事にします」「プラス思考を多くすること、想像することで実現すると思えるようになった」 等、参考になったのではないかと思います。
他、希望する研修内容:問題解決法思考、残業をなくす(労務管理)など研修開催曜日:金曜日、開催時間:17時以降の意見が多かったです。

今回、参加型の研修を実施して概ね好評を得ましたので、今後も日程や内容を精選し企画したいと思います。
市東支部会