市東支部医療安全委員の活動報告 講演会「患者クレーム対応術」開催 |
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掲載日 |
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2013/02/19 |
掲載者 |
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福井 |
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2012年12月5日(水)「患者クレーム対応術」を医療関係の専門である棚瀬慎治弁護士に講演していただきました。参加者は80名で「クレーム対応」について関心の高さがうかがえました。講演の中で「不当要求の背景としてMonster Patientの報道・医療バッシング報道・患者の権利意識の向上・医療者の受容など」があると指摘され、棚瀬弁護士の病院を無法地帯にしてはならない!の熱い気持ちが参加者にも伝わりました。職場で起こっている事例についても的確なアドバイスを受けることができ、教えていただいたすぐにできるクレーム対応策を実施することが重要であると痛感しました。
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【具体的な内容は】
*不当要求と医療事故クレームの違い
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不当要求=医療ミスなどの落ち度がないのにクレーム
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医療事故クレーム=医療過誤があるか,または疑われる場合のクレーム(もっとも,被害の程度に比例しない過大なクレームの場合には「不当要求」に近くなる)不当要求=医療ミスなどの落ち度がないのにクレーム
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*すぐにできるクレーム対応策
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「院内暴力お断り」のポスター掲示
大阪府医師会ホームページにあります
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監視カメラの設置,ハンディカメラの購入
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クレーム対応用の面談室を予め決めておく
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スタッフの精神的ケアも重要
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